シングル回線をABCスイッチで冗長化する。

最近いろいろ障害対応が多く、なかなか書きたい記事をかけない毎日が続いています。

今回障害対応でネットワーク技術的に面白い話を聞くことができた。

顧客が敷設した専用線にからシステムに接続してもらいサービスを提供する場合、(AmazonEC2にVPNを接続するみたいな場合)
基幹部分のネットワークは冗長化されて構築しているのに、回線は費用を抑えたいからシングル回線で使いたいと言われるうことがあると思います。

そうした場合以下の①の箇所が責任分界点になる。

専用線<–①–>基幹ネットワークの受け口のスイッチ

そんなときにルータをおいたり運用する経費はない・・・。けど基幹ネットワークの受け口のスイッチに障害が発生したらすぐに復旧してねという無茶をよく言われる。

受け口のスイッチがハードウェア障害が起こった場合、復旧させるには現地にいき・・・。とかものすごい時間がかかる。そんなときに出会ったのがABCスイッチである。

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ABCの動きについて

ABCスイッチとは専用線側にAを接続し、LAN側にB,Cと2本ケーブルを接続する。
通常はBのみに通信を通し、L2SWの先で障害が発生した場合C側に回線を切り替えて通信を迂回させ通すことができる。

ABCスイッチ

いってしまえばケーブル切り替え機である。
値段がルータやスイッチを買うより安いためお客に提案しやすいスイッチである。

回線がダウンしてしまった場合、役には立たないが値段が安く機械の接点方式で切り替えるタイプもあるため耐久度はそこそこあるし、
ネットワーク経由で切り替えをできる機種があるため、障害が発生したからスイッチを交換して障害復旧させますと数時間オーダーで復旧する箇所が、検知してからネットワーク経由で切り替えを実施して通信を復旧させることができる。

ABCスイッチがシングルポイントとなり、その先の障害はABCスイッチでの切り替えにて実施します。
ABCスイッチの障害についてはコールドスタンバイで行い、交換によって復旧させます。受け口スイッチをコールドスタンバイにするのが一番いいのだけれど保守費用などの経費を考えるとABCスイッチはメリットがある。
顧客にも説明がしやすくシングルポイントの箇所が明確になるためお勧めだ。

用途が限られているが、使い方によっては非常に使えるすごいやつそれがABCスイッチ。